屋外の鍵は壊れやすい
屋上の鍵、門の鍵、格子の鍵、倉庫や庭先の裏口など、屋外にあるシリンダートラブルで多い事例は、鍵が開かなくなることである。
なぜ玄関や室内ドアよりも、屋外の鍵が開かなくなるトラブルが多くなるかというと、ようはシリンダーが雨や風に晒され続け滅多に鍵を開け閉めしない環境から錠前が錆びてしまい固着することが多いからである。門は鍵を閉める事が面倒くさく鍵の操作をしなくなり、逆に閉まらなくなる・錠前が動かないといったトラブルになりがちである。屋上は中々マンションやビルの管理人でさえあまり立ち入らないところでもあり、柵の鍵など雨ざらしにより錆が発生しやがて固着し鍵が動かなくなるのである。こうした屋外のシリンダーの錆びが原因で開かなくなるトラブルの場合は、ビスや部品・鍵穴が錆びでボロボロになり部品を再利用することも難しく、ほとんどが破壊での鍵開けとなるので専門の鍵屋に鍵開けと鍵交換を依頼する必要がある。
壊れないようにする対策は?
こうした事態にならないようにするには、出来れば屋根があると良い。しかし、新たに屋根を取り付ける工事をするには費用が馬鹿にならない上に、錠前シリンダーの雨対策にしては現実的ではない。まずシリンダーは耐腐食性・防錆使用の屋外に強いものを選び、定期的に使用者がしっかりとメンテナンスを行う必要がある。安いからと言ってホームセンターで販売されている室内用の鍵を取り付けてしまうと、故障も早い。手間はかかるが鍵交換の費用が今後必要になり続けることを考えると、屋外用の耐久性の高い鍵で長く大切に使い続けることが一番だろう。
屋外の鍵交換
とは言っても、鍵を自分で交換するにはある程度鍵の構造がわかっている必要がある。素人が鍵を交換した場合、少しの隙間から雨などが侵入、またはネジが緩い・どこか部品が歪んでいて、結果的にすぐにボロになってしまう事も。オススメは、プロの鍵屋に依頼する事。東京の鍵屋のように、出張・無料見積もりをしてくれるところを探してみよう。